イラストを世に出すという事

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    プロとして色んな仕事で僕の絵が世の中に出るという事。そしてそれが誰かの目に留まり、何かしら心を動かしてくれる事。 作品を作る人は誰もそうだと思うが、それが何よりも望む事で、特にその人の絵に対する今後を左右するくらいの感動だったらそれは作家冥利につきる。
    ただ『絵』は好みの幅も色々だし、観る方の自由があるので 酷評があってもそれはそれで受けなければならない。世に出た作品はもう作家のものではなく『見る側』のものだと思ってる。
    いろんな嬉しい報告をメールでくれたりする。 舞子のポスターを 相当長い間眺めてるカップルがいたとか このイラストを描いた人を探してた!サイト発見。 というブログを見つけたとか 好きなアーチストに 書いてくれてる若者のブログがあったりとかすると ホントマジで嬉しい! もちろん その反対もある。それは意見だから全然構わない。
    ただ仕事に関して、僕はギャランティで差別した事は一切ない。 無理なら断るし(あまり断った事ないけど)
    安くても その方がとても僕の事を気に入ってくれて指名してくれたり、 僕でなきゃ出来ない
    仕事だったりすると むしろ嬉しい。
    悲しいメールだった。 『ギャランティでご無理言って気持ちよく仕事していただけなくて残念、申し訳ありません』と。 その仕事はその方がもともと僕を推して下さり決まった仕事らしい。にぶい僕は 『いえいえ無理じゃないですよ。仕事無事終わりありがとうございました』
    と返事した。でも最近偶然 『茂本ヒデキチさんの絵があがってきた。ちょっとがっかり
    どうやら ウチの会社がギャランティをケチったらしい。そしたら如実に絵のレベルがさがった
    みたい。これじゃあ...』というダイアリーがあり、誰かなと思ったらそのメールのお方でした。 かなりへこむ内容です。が、あえてここに書込むのは もしそのダイアリーを見た人が
    この作家は『ギャランティで手を抜くのか!』と危惧される恐れがあるから。
    断じて言います。 受けた以上 今までギャランティで手を抜くという様な仕事をした事はありません!確かに世に出した作品全てに自信がある訳でもなく、苦労した末『これイマイチだなあ
    』と自分で思う作品も事実ありますが それはそれで批評は受けます。 ただその作品が 『ギャラが安いから』 イマイチな訳ではなく 力量、技術不足だからでしょう。
    そんな中途半端な仕事出すんじゃねえ。と僕も思います。でもそのイマイチと思われる作品も
    仕事で成立してるのは その中で必死でやってその時は自信を持って出して、受けてくれてるので 成立してる事です。 手を抜く様な器用な事する人は僕の知ってる限りプロイラストレーターではいません。 作る側だから分かりますが 調子悪かったんだなあと思う事はありますが。 (まったく酷い作品を出してなぜかプロになってる方は別です)
    『この絵はちょっとがっかり』 だけでいいじゃないですか。『ギャランティが安いので力出してない』というのは厭味でしょう。
    自分がよくわかってます。 精進します。

    コメント
    私も友達と池袋駅構内で見つけた舞子のポスターをずっと見てました。「これを描いたのは誰だろう?」ということで、2人で手がかりになりそうな情報をメモりつつ。

    友達も茂本ヒデキチさんの絵に心を動かされたようです。こんな体験は人生の中で初めてでした。

    素敵な絵に出会えた事を感謝します。ありがとうございました。
    • Misty
    • 2007/01/21 2:08 PM
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